Tsutomu Tom Tomita
富田 勉
1952年神奈川県藤沢市に生まれる。
1974武蔵野美術短期大学商業デザイン科卒業後、米国カリフォルニア州
サンフランシスコのアカデミーオブアートユニバーシティー、イラストレーション科で4年間学び美術学士"BFA"を得る。在学中にサンフランシスコ大学の広告の仕事でイラストレーションなどを手掛ける。
卒業後、米国中部ミズーリ州カンサス市のホールマーク社に入社。会社レタリング製作部においてイラストレーション、創作文字、ホールマーク社全般に渡るレタリングを手がける。
1980年カリフォルニア州ロスアンジェルスに移り、本格的にイラストレーターとして米国全土に渡って新聞、雑誌の広告、映画、ビデオのポスター,TVなどのイラストレーションの仕事を数多く手がける。
ソサエティーオブイラストレーターズの各年のアワードオブメリットやコミュニケーションアートマガジンマガジン賞、エコーアワード賞など多数受賞。
1990年ハワイ州ホノルル市に移り、イラストレーターの仕事をする傍ら常夏のハワイの自然に魅せられ、樹木や花、魚、南国の景色などの水彩画制作を始める。
ホノルル市内の会社でアートディレクター、デザイナー、イラストレーターとして活動した後、水彩画家として本格的にホノルルを中心として画廊などでの販売制作活動に入る。
2004年に新聞や電話帳の表紙、ハワイのカード会社の仕事をこなしながら水彩画の指導を始め、主にローカル日系人を対象とした水彩画教室をホノルル市内に"ハワイ水彩画教室"として開講する。
2009年ホノルル市内の画廊での個展や "ハワイ水彩画教室 "の水彩画展を行いながら、水彩画を通して日系人社会の文化向上を目的とし、ハワイ美術院などの活動にも協力。
東京新宿での画廊で個展、サンフランシスコ3人展、ホノルルカントリークラブで個展などを始める。
フロリダ州の"Susan Kathaleen Black Foundation"世界植物画展でファイナリストに選ばれ、アメリカ7州のアートミュージアムに展示される。
2011年3月11日の東日本大震災の後、ホノルルダウンタウンの中心にある"Bishop Square Pauahi Tower"での個展において60点以上の作品を展示販売し"American Red Cross"そして"ALOHA for Japan"を通して全ての収益の一部と、原画数点の収益の全てを日本への義援金として寄付。
2012年以降はホノルルでDouglas Emmett Bldg, Pauahi Tower, "ING DIRECT" などでほぼ毎年個展を開く。